幾何分布(2020/11/23更新)
更新・修正
- モーメント母関数の導出のうち、明らかな数式の間違いがあったため修正(2020/11/23)
確率関数
幾何分布は、最初に成功するまでの確率である。例えば、コインの表が出る確率をとすると
確率関数は次のとおりである。以下の導出には等比級数の無限和が必要となる。
ここで、である。ただし、は失敗した回数である。別の流儀だと、回目に成功するという表現の場合もあるので注意。
モーメント母関数
幾何分布のモーメント母関数は次のとおりである。
期待値
その他
モーメント母関数による期待値と分散の導出
モーメント母関数から期待値を求める。モーメント母関数はであるので、
続いてモーメント母関数から分散を求める。